登記簿とは、不動産に関する権利関係、および権利の客体である不動産の現況を記載する帳簿です。登記簿には、土地登記簿と建物登記簿があり、それぞれ別々に管理されています。登記とは、この登記簿に記載されることをいいます。登記簿は、法務局に行けば、１通６００円（法務局窓口で取得した場合）で取得できます。　登記を申請するかどうかは当事者の任意とされていますが、登記を申請していないと思わぬ不利益を被る可能性があるため、実質的には、登記の申請が強制されているといってよいでしょう。よって、登記簿に変更が生じた場合は速やかに登記の申請をすることをおススメいたします。 登記を怠ることによって、権利が主張できなかったり、時間がたったことによって、登記の手続きが複雑になったり、書類の有効期限が切れてしまったりして、結果余分な手間と費用がかかる場合が多く見受けられます。 変更があった場合は、速やかに登記の申請を行いましょう。

■□よくある例□■

引っ越しをして住所が変わった。

名前が変わった。

ローンを返済したけど抵当権の登記がついたままになっている⇒⇒⇒担保権の抹消登記が必要です

不動産の所有者が亡くなったけど、そのままにしている⇒⇒⇒相続登記が必要です

登記が必要かどうかよく分からない場合はお気軽にお問い合わせください。